後回し
やらなければならないことを後回しにしてしまい、やるのを忘れたり、結局ちゃんとやる時間がとれずにいい加減やり方をしてしまったり、ひたすら忙しいを言い訳に、そして実際に本人は忙しい感たっぷりなのであるが、とにかくちゃんとしたものができず、成果が上げられず、できないできないのストレスに苛まれる。もちろん、これは私の話です。特に、〆切のない論文などは、一番に後回しにしてしまい、いつまでたっても1本の論文も書けないと言う生活を何年もしている次第です。
先日、「できる研究者の論文生活術」という本を読みました。私などはどうあがいても「できる研究者」にはなれそうにないので、そんな本を読んでも恐らく役には立つまいと思っていたのですが、何かを後回しにしてできない問題がなぜ生じるのかが分かったように思いました。いつやるかを決めてないのです。いつやるかを決めずに、いつかやろうと思うのですが、いつかなんて暇なときは永遠に訪れないのです。いや、あるんですけれど、そういうときは時には休憩も必要と思ってグダグダしたりしているのです。とにかく、いつ何をやるという割り振りをしない限りは、後回しにしたものをいつやれるだろうという不安ばかりが募り、苛まれ、結果もうどうしようもなくなって始めて無理矢理時間を割き、どうしようもないものをやるわけです。
そこで、やることができたら、まずそれをリストに書き、そして、スケジュール帳を眺めて、いつやるかを割り振り、割り振ったら「やる!」。これで解決なわけです。
なはずですが、それができるのは「できる研究者」。私はそうそううまく行っていません。結局グズグズ割り振れなかったり、割り振った時間をそれに使えなかったり…。
でも、ちぃとは改善されたかな…。そんな感じです。